[尾張の山車まつり]−[祭吉の山車祭講座][山車祭り〜序章]

第1回 山車祭り〜序章

 日本各地には、様々な祭があります。御神輿がでたり、花火があがったり、中でも、山・鉾・屋台・壇尻といった、いわゆる「山車」が曳かれる祭が「山車祭」です。京都の祇園祭や岐阜の高山祭、最近では岸和田のだんじり祭なんかテレビで有名になりましたね。
 名古屋を中心にした愛知県(岐阜県南部も含む)には実に多くの山車があります。「山車の宝庫」と表現されることもあります。
この講座では愛知県の尾張地方、中でも名古屋以南の知多半島の山車祭を中心に見ていきますが、山車、からくり人形、お囃子など文化的に周りから、様々な影響をうけていますから、他地域と比較して知多半島の山車祭を考えていきたいと思います。
 山車の呼び方は地域によっていろいろありますが、この地方独特なものに「おまつり」があります。「おまつりを曳く」「おまつりがでる」とか使われます。山車そのものを「おまつり」と呼ぶのは、祭に山車はつきものの,この地方の山車の多さから生まれた言葉ではないでしょうか。
知多半島の多くの山車祭は春祭がほとんどですが、夏祭、秋祭の地区もあります。どうぞ皆さん、山車祭に足を運んでみませんか。

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