’07バージョンマシン




CPUとメモリを装着したマザーボード.

相変わらずケーブルの取り回しが下手くそだ.

 現在使用中のパソコンnova4は平成16年の夏に大改造したものでPenium4の3.0Gzが基本になっている.
もっとも自作機だからその1年後に外側のケースを替えて外観は全く新しいパソコンになり、メモリを増やしたりハードディスク追加、グラフィックボード交換、DVDスーパーマルチドライブ追加などでパワーアップしたnova4mk3に変化しているのだけれど.
その1世代前のnova3を息子が使っているのだが、Penium4の1.7Gzでだいぶ見劣りしてきたので、安いDELLでも買ってやろうかと考えていた.

しかし、DELLならば私の今使っているnova4mk3のほうがよっぽど高性能.ガキには贅沢なマシンだけどこれを息子に譲って私が新しいパソコンにしたほうが二人ともに幸せなのではないか.
(結局自分が新しいものが欲しいだけだったりして.)

今月末(平成19年1月)にWindowsXPの次バージョンVistaが発売されるので、それを待って計画を実行することにして、今度は自作ではなくショップブランドのBTOにしょうと、そのスペックまで決めたのだが...

その場の気分で予定が変わってしまうのは毎度のことで、待ちきれずに大須でパーツを買い集めて組み立て始めたのは正月2日だった.
丸ごと新製は久しぶりだ.
今回のテーマは『頑丈で蝶が舞うごとく静かなパソコン』
パーツはそれを基準に選んだつもりだが、ツメが甘いのは改良の楽しみを残しておくため...ということにしておく.

●マザーボード ASUS社 P5B-E PLUS ハイスペックでもベーシックでもないオーソドックスかつ中途半端なボード.何故か買い物は松・竹・梅とあったら竹を買ってしまうのだ.
●CPU Intel Core 2 Duo E6600 デュアルコアプロセッサ、つまりCPUが二つ入っているようなもの.
これも特上ではないが上から2番目.コストパフォーマンスが良くて現在の売れ筋.
●メモリ DDR667の1Gを2枚で2G.高級ブランド品でも安物バルクでもないが、一応メーカー補償がついている.
●グラフィックボード NVIDIA 7600GS 3Dゲームなどしないので高性能は要求しないし、静かさがテーマなのでファンレスで選ぶとまあこんなところだろう.DVI-D端子が2コあるので将来はデュアルモニターに.
●HDD HITACH HDT25032VLA 容量などどうせ足りなくなったら追加すればいいのだから値段のこなれてきたSerialATAの320G.
他にデータ保存用として旧機から160GのIDEドライブをトレードして変換アダプタを介してSerialATA接続.
●電源 Abee S450EA どれがいいのかサッパリわからないのでエィヤッ!と適当に選んでしまった.配線ケーブルがプラグ式なのはいいがチョットファンの音が大きいか.
●ケース ANTEC SOLO 今回の目玉で当初からこのケースだけは決めていた.鉄板が分厚く中には静音シートが貼ってあったり、HDDをゴムで中空に浮かすという固定法など静かさにこだわったケースだが、大きさの割に信じられない重量.
自作パソコンのイメージを決めるケースの外観はシンプルで素っ気ないが、前面のシルバーパネル以外をピアノ調ブラック(光沢のある黒のことかな)で覆われ素っ気ないデザインながら安っぽさはない.
DVDスーパーマルチドライブは旧機に2台組み込んであったのを1台外して装着.
USB端子は10コもあるが、今回フロッピードライブは無し.どうせ使わないだろうし、以前何回か寝ぼけてデジカメのメモリカードを投函?してしまったことがあるので危険回避.


見事に中庸で目立たないパーツを厳選したものだと我ながら関心してしまうが、これから手を入れる楽しみが多いと考えることにしよう.
今回のテーマは『頑丈で蝶が舞うごとく静かなパソコン』だったが、ケースの密閉性が高くホコリの侵入は少なそう.CPUのヒートシンクにホコリが積もることも少ないだろう.
さすがに蝶が舞うとまではいかないが、静かである.HDDのシーク音もかすかに聞こえる程度だし、5つある冷却ファンの風切り音より遠くにあるファンヒーターの音のほうが耳障りなくらいだ.

あとは夏場に負荷をかけた時にどうなるか....
しかし重いのにはまいった.ラックに載せようと持ち上げたのだけど20Kg以上あるんじゃなかろうか(^_^;)