岐阜県養老郡高田町「高田祭」

04.12.13更新
養老町高田の愛宕神社の春祭に西町「猩々」、東町「林和靖」、下河原「神楽獅子」3輛の山車が曳かれます.
山車は唐破風屋根と四本柱、采振り人形の前棚.輪懸に似た輪覆いなど名古屋型の特徴を有し、囃子も車切など名古屋の影響下にあることが伺われます.

高田型山車の特徴
台輪から上が回転出来る構造になっています.これは町外れでUターンする際に、山車上部のみを180度回転させることにより、 山車の方向転換の必要がありません.また山車曳行路に面する愛宕神社や、沿道各所で行われるからくり演技の際にも山車の方向転換の必要がなく、 90度回転させて正対するようになっています.
楫棒は1本楫で、妻台輪の中心に開けた穴に楫棒を差し込みます.

山車の詳細

神楽
下河原町
林和靖
東町
猩々
西町

山車本体と台輪は, 四本の樫で作られたせんで固定されていますが、 このせんを抜くことにより山車上部が自由に回転する仕掛けになっています.