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小牧秋葉祭

04/01/14更新

 小牧山にほど近い,秋葉社の祭礼が,この小牧秋葉祭です.秋葉社は,織田信長が清洲から小牧に城を移した際,厄災除けのため創建したと伝えられる神明社の境内にあります.
 天明年間(1781−1789)に中町の山車1台を奉献したのが始まりといわれ,現在では横町・上本町・下本町の山車が加わり,それぞれからくり人形を乗せ山車を繰り出しています.
 200年の伝統を持つこの祭りも,伊勢湾台風で郷倉(山車の格納庫)が壊れたりして昭和36年から中断したままでした.しかし平成3年から4年にかけて,傷みの進んだ山車も大修理が行われ,平成5年から再び4台の山車が揃った祭りが行われています.


秋葉社は、大正2年に現在の神明社境内に合祀されたもの.それ以前は西町玉林寺南にあったという.
山車の詳細
中町・唐子車 横町・聖王車 上之町・湯取車 下本町・西王母車

午前中に各町から秋葉神社に山車が曳きこまれた後は,午後二時まで休憩です.
からくり奉納を中町から順に3回繰り返します.その後に,境内でどんでん
どんでん終了後,山車はそのまま神社脇の郷倉に向かい,大幕など外され,格納されます.郷倉内で山車は台車に乗せられ横にスライドさせます.

郷倉
山車4台が同時に収納できる格納庫です,

参考資料:「小牧の文化財」小牧市教育委員会,他
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