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岡崎市・矢作神社祭礼 |
07-01-10
岡崎市西部の矢作神社の祭礼にはかつて東之切、東中之切、西中之切、上中之切の4輌の山車が曳き出されていました. 大正12年(1923)に愛知電気鉄道(現名鉄名古屋本線)のガードが作られたため東之切りの山車は曳行出来なくなり知立に売られたといいます(岡崎市史). また上之切りの山車も半田の奥津に売られたと岡崎市史には書かれていますが、これは南知多町山海の誤りかと思われます. 現在当地に残るのは東中之切(矢作2区)と西中之切(矢作3区)の2輌でいずれも岡崎市の有形民俗文化財に指定されています. 矢作の山車の特徴 全体が漆塗りで前棚部や上山の彫刻は彩色されています.上山は三河地方に多く見られる六本柱で後部には絵襖で覆われています. 同形式の山車は豊田市志賀町、南知多町山海西村や西加茂郡三好町の山車も類似の型式と思われます. |
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参考資料:岡崎市史 :瀬川治助木彫の世界(水野耕嗣著) |
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