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知立まつり〜西町・からくり人形  

 知立の人形演技は、かつて上の段(上山)で人形からくりが、下の段(前戸屋=前山)で文楽を演じていましたが、現在では当西町がからくり、そして山町、中新町と本町が文楽で「三番叟」「傾城阿波の鳴戸」「壺坂観音霊験記」「神霊矢口の渡し」などを演じています(当ページでは未収録)
 山車からくりは、三味線・浄瑠璃にあわせて、からくり人形で物語を演じるもので、古記録(中町祭礼帳)には享保9年(1724)にはすでにからくり人形の記録が残され、国の重要無形民俗文化財に指定されています.
 文楽は知多市岡田、人形浄瑠璃は知多郡美浜町上野間や常滑市坂井でも見られますが、両方が伝承されているのは知立の特色でしょう.

西町の「一の谷合戦」です.
熊谷直実、その子小次郎(直家)、岡部六弥太、平山季重の4体で演じられるます.
三味線と浄瑠璃は山車の前戸屋(まえとんや=前山)で行われます.

山車の上山から出樋をせり出して演じられる.
熊谷直実の子、小次郎(中央)と平山季重(右)
熊谷直実(左)
岡部六弥太(中央)
平山季重(右)
高砂に変身.
熊谷直実は尉に、岡部六弥太は姥に早変わり.
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