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常滑市多屋区祭礼 海椙車  

00.07.16追加

「海椙車(うすぎしゃ)」は昭和63年から地元の大工を中心とした多屋区民の手により1年がかりで完成したもので,海椙神社の祭礼にミニ山車とともに地区内を曳き廻されます.
また,詳細は不明ですが、多屋ではかつて船型の山車を保有しておりました.これは巾下(名古屋市西区)から市場(常滑市)が購入した山車を譲り受けたもので、その後苅谷(常滑市)へ再度譲渡されたといわれます.
祭りの模様

山車の形態は前壇を持つ,やや小型の知多型です.前山と上山には金色に輝く鯱がのせられています.

平成11年新調された追幕は、多屋区在住の名古屋友禅の伝統工芸師渡辺氏により作られたもので、山車幕として新しい手法を取り入れた斬新な幕です.
追幕 「対の鳳凰」 大幕と水引幕は平成6年新調

前山の金鯱 蹴込 「龍」

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