10-04-10更新

半田市下半田地区

夜空を彩る宵宮の山車
糸からくり人形の華麗な舞

古くから酒・味噌・醤油などの醸造業や海運で栄えた半田は、江戸時代から知多半島の中核となっていました.下半田地区は半田市の中心部にあり、JRや名鉄の主要駅や市役所などが集中しています.

下半田の祭りは当地区の氏神、業葉神社(なりはじんじゃ)と山之神社の祭礼で、歴史は古く元文4年(1739)の古文書には既に山車三輛と記載されています.

現在曳き出される山車は、北組唐子車・中組祝鳩車・東組山王車・南組護王車の4輛で、立川和四郎や彫常などの精緻な彫刻や豪華な刺繍の大幕・水引・追幕で華麗に飾られています.
祭礼は酒や酢の香りの漂う町並み・運河沿い・市街地を曳き廻され、夜になると提灯を灯し三番叟・からくりを奉納し再び夜の町に曳き出されます.

■祭礼日
4月中旬の土・日曜日
■交通
JR武豊線半田駅又は名鉄河和線知多半田駅下車 ・臨時駐車場なし
■見所
業葉神社・山之神社の山車の曳込みと曳き出し.宵宮の山車、からくり人形の奉納

■山車詳細

北組・唐子車

中組・祝鳩車

東組・山王車

南組・護王車

山車彫刻1 山車彫刻1 山車彫刻1 山車彫刻1
山車彫刻2 山車彫刻2 山車彫刻2 山車彫刻2
からくり からくり    
天保9年(1838) 大正3年(1914) 大正14年(1925) 明治41年(1908)

名鉄河和線知多半田駅前

業葉神社

JR武豊線半田駅前
参考資料:半田市誌、はんだ山車まつりガイドブック他
祭吉の山車祭講座