亀崎中切組 力神車 からくり人形

■前棚人形「猩々(しょうじょう)の舞」

猩々の謡に合わせて能装束の人形が舞い、後ろ向きになった人形が再び前を向くと赤ら顔の猩々になります。
そして最後に再び元に戻るという、いわゆる面被りのからくりで、別名「幽霊の舞」とも。
安政元年(1854)五代目玉屋庄兵衛作

猩々は中国の想像上の動物で、この地方のからくりの題材として多く存在します。
代表的なからくりが東照宮祭の猩々車(本町=戦災消失)です。酒の入った瓶(カメ)に逆立ちをして頭を入れ酒を呑むと顔が赤くなるというもの。

前棚人形

能装束で舞います

前棚人形

赤い面をつけたところです

「俵担ぎ人形」

現在使用されていませんが、俵を肩に担ぎ上げる「俵担ぎ人形」が遺されています。
弘化5年(1848)に描かれたと思われる「尾張名所図会」附録「小治田之真淸水」には現在の猩々人形ではなく、この俵担ぎ人形が描かれています。

■上山からくり人形「浦島」

ご存じ浦島太郎の物語で、子供にも人気のからくり人形です。
亀に乗って登場した浦島が大きな貝の中から現れた乙姫から玉手箱を受け取ります。そして浦島が玉手箱を開けると翁になってしまうという童話浦島太郎の一節を謡に合わせて演じます。
見所は乙姫から玉手箱を手渡しで受け取るシーン。そして面被りのからくりによって翁に変身するシーンです。
大正13年(1924)六代目玉屋庄兵衛作で、それ以前は『唐子遊び(肩車をされた唐子が木に下がった太鼓を打つ)』だったようです。

亀に乗った浦島と乙姫

たこ、ふぐ、たい、ひらめ

童謡にある「タイやヒラメの舞い踊り・・・」

翁になった浦島

岩に置かれた玉手箱が開くと、けむりが出て翁になります

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