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知多の山車館〜大田まつり〜市場組〜山車彫刻


 市場組山車の彫刻は、壇箱をはじめ多くの部分は箔押し・彩色で仕上げられています.
 素木部分は支輪彫刻などごく一部にみられるに過ぎません.全体的に大田の山車の中では古い形式の特徴を色濃く残しており,脇障子のない前山,そして前山4本柱などに見られる螺鈿や壇箱彫刻の箔押しや彩色なども他の3台の山車には見られない特徴です.


壇箱「唐獅子に牡丹」 

前山破風周辺
極彩色の蟇股等
前山懸魚「鳳凰」
蹴込は透彫りによる竹
桝組でなく拳鼻状の腕木で支持
持送りは漆塗り
前棚四本柱の間隔が広く脇障子はありません.これらの特徴は知多型でも古い様式です.柱隠しはなく,露出する柱の部分は漆塗りで仕上げられています.
また,四本柱など多くの部位は螺鈿により装飾されています.

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