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美浜町・河和天神祭

05-07-31追加
 古くは浜天神と呼ばれた美浜町河和の天神社の祭礼には,山車が2台曳き出されます.
 県道沿いの河和天神社の境内に並べられた2台の山車の上ではからくり人形の奉納が行われ,山車前の舞台で演芸大会が催され,大勢の観客で境内が埋め尽くされます.

山車の紹介
 安永年間(1772〜1780)に書かれた「張州雑志」に山車が1台あった事が記されています. また,天神社の「村社沿革誌」には,『明治22年南組の山車が火災で焼失,明治30年に新調,北組,中組の山車修繕』と記録されています.このことから明治中期には北・中・南の3台の山車があったことが推測されます.その後南組では御輿が担がれていたそうですが,昭和25年に青年団が結成され山車は2台に統合されています.
 また,これらの山車の他に,提灯山車(上山の無い山車)も曳き廻されます.

北組 中組 提灯山車
彫刻詳細 彫刻詳細




参考資料:美浜町誌,「武豊・美浜・南知多町のからくり人形」
      武豊町歴史民俗資料館発行他

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